戎三郎ミエラの1999夏コミニュース

○IPスペースで初参加!

 今回壱千参拾六式は初めてIPスペースでのサークル参加を果たした。その甲斐あって、既刊のMAMIMUMEMO Ver1.0が7部、新刊のVer1.1が6部と売れ行きも好調であった。また、今回は前回とは逆にルイ14号さんのIP本と未夢のラミカを壱千参拾六式のスペースにて委託販売を行った。こちらは本の方は良く売れたのだが、ラミカが大変出来のいい品物であったにもかかわらず今一つ売れなかったので、戎三郎の置き方が悪かったのであれば申し訳ない結果になってしまった。
 今回はIP本があることがわかって立ち寄ってくれる人が多いので、パソコン版に関する話を中心にお客さんとの会話も弾んだ。また、今回の新刊にもイラストを提供してくれた猫一号にスケブを頼む人もおり、彼は応えて未夢を描いていた。猫一号は今回値札につけるイラストも急遽作成してくれ、当日スペースでクーピーで色を塗っていた。未夢、紫音、レイラ、ぱるぷの4キャラで、全然違う色で塗った2Pバージョンなんてものも作っていた。

○もはや続編は絶望的!?

 今回は企業ブースのKSSのところではIP関係を扱っていなかったので、特に何か買ったり話をしたりすることはなかった。OXのサークルでもIP関係の新しい出物はなかったが、OXの人と話をしていくつかの情報を仕入れることができた。まずOX通信が長いこと送られてきていないことについて訊ねると、次のOX通信は杉田社長が作ると言っているらしいのだが、その杉田社長はヘキサムーンガーディアンやら何やらで忙しくて作る余裕が今のところないらしいのである。OX担当の部分は8、9月辺りで終わる予定らしいので、恐らく発行はそれ以降ということになるであろう。また、ダメモトでIPのコンシューマー機移植などについて訊ねてみたところ、何とKSSとOXが折り合い悪くなっているのでまずないとの返事が返ってきた。去年出たCDに関しても、OXに何の連絡もなかったわけではないが、KSSの側が一方的に決めて出したものであったらしい。とにかくこんな状況ではIPの続編や移植など望めようもなく、できることなら両社には和解してまたIPを作っていただきたいものである。

○余談

 IPでサークル参加した当日、戎三郎は毎回来ているIPのブルゾンを座っていても柄が見えるように後ろ前に着ていた。背中にファスナーが来るのでウルトラマンのようだと友人に言われてしまった。ただこれで結構目に止まるようになったようで、ブルゾンの話題で話ができたりもした。この日は会場にある間中ずっとこれを来ていたので、シルバーのIPのイラストの入ったブルゾンを来た男に見覚えがあればそれが戎三郎である。もし壱千参拾六式のスペースに来たのに見かけなかったという方がいれば、ちょうど席を外してしまっていたということであり、直接お相手できなくて申し訳なく思うところである。