戎三郎ミエラの夏コミニュース

○アイドルプロジェクト向上委員会、史上最大の売り上げ!

 今回女性声優(中川亜紀子)のスペースで販売した「アイドルプロジェクト向上委員会 創刊号」だが、島の端という好ポジションにも助けられてか、今までは2部が最高であった売り上げを2倍以上も伸ばし、5部もの売れ行きを見せた。また同じくIPをメインに扱った「勝手に向上委員会 創刊号」も3部と例年に比べ上々の売れ行きであり、戎三郎は気を良くしている。これまでは学漫スペースで販売していたこともあり売り上げは決して良くなかったが、IPには声優ファンが多いこともあり今回の配置転換は吉と出たようだ。戎三郎は現在制作計画中の「アイドルプロジェクトえんさいくろぺでぃあ(仮)」が実作業段階に入った暁には、念願のIPスペースで申し込むことを予定しているとのこと。

○IPのユニット別CD、企画変更で今年中に発売!?

 販売予定からも姿を消し、「お蔵入り」の噂が飛び交うアイドルプロジェクトのユニット別CDだが、この度スタジオOX筋から有力な情報を入手することができた。何でも最近になってCDのジャケットの依頼がKSSから鈴木典孝氏のところに来たとのことで、「企画を変更して出すらしい」そうである。ここからは推測になるが、ユニット別に3枚ミニアルバムではなく、3ユニット合わせて1枚の(ミニ)アルバムを出すのでは、と考えられる。また、もし筆者が聞いた「きかく」というのが「企画」ではなく「規格」であると考えるならば、シングルで発売という可能性もあるのかもしれない。いずれにしても、既にレコーディングまで済んでいる曲が日の目を見ることになりそうであり、本来の形でない点はやや心残りではあるが非常に嬉しいニュースである。

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○IP3、制作断念!?

 これまた夏コミでOX筋から入手した情報であるが、一時期はOX通信で制作決定が報じられたパソコンゲームのIP3だが、残念ながらどうやら製作中止になった模様である。理由を聞くと、「当時のスタッフがバラバラになった」「全部声を出そうとしたらKSSから予算が降りなかった」とのこと。前者に関してはこれをまた集める、あるいは別のスタッフで制作、というのは厳しいだろうし、後者に関しても人気声優が大量に参加しているIPではどうしようもないところだろう。ただ、この話を聞いて戎三郎が個人的に少し嬉しかった点は、OX側には作る気があったようだということと、今までのIPのキャラが出る予定だったようだ、というところである。何にせよ、作られないのであればどうしようもないのだが。

○IP原画集の続編は出ない!?

 通信販売やコミケで売っているIPの原画集だが、現在のところ6巻まで出ている。当初の予定でも6巻までとなっていたが、OVAの3・4巻の原画等が未収録である。これらの原画集を出す予定はないのかと質問したところ、「社長は出したがっているが、在庫が部屋が1つ潰れるほど残っている」との答えが返ってきた。特に3巻4巻がダブついているそうである。少なくとも在庫がある程度捌けるまでは、原画集の続きはお預けということになりそうである。

○IPテレカについて

 先日秋葉原の同人誌などを取り扱う店で、未夢、紫音、レイラ、コルベットの水着姿のテレカ4枚セットというのを売っていたという情報をインターネット上で入手した。画像を見ると、同人でアマチュアの人が制作したものといった感じではなく、オフィシャルっぽい雰囲気の品であった。そしてこのテレカが、何と夏コミで売っていたことが判明した。売っていたサークルはIPにも参加している渡部圭祐氏、斎藤久氏などが関わっているサークルのようで、おそらく同氏の手によるものなのであろう。4枚セットで6千円で販売しており、この手のグッズとしてはよくある価格であるといえよう。